トランスレーション・マターズ
上演プロジェクト2022

『月は夜をゆく子のために』
A Moon for the Misbegotten




亡き兄と同じ歳となり、作家は一日2時間の執筆が限界となった。
「人は誰も、孤独のまま旅立つことはない、残されることはない」

その祈りが‘白鳥の歌’のように──A Moon for the Misbegotten
2022年新訳『月は夜をゆく子のために』









公演概要・スケジュール


2022年10月8日(土)〜10月19日(水)

すみだパークシアター倉

ACCESS MAP






キャスト

  • ジョジー・ホーガン(Wキャスト) まりゑ
  • ジョジー・ホーガン(Wキャスト) 毛利悟巳
  • ジェイムズ・タイローン・ジュニア 内藤栄一
  • マイク・ホーガン 大城清貴
  • T・ステッドマン・ハーダー 小倉 卓
  • フィル・ホーガン 大高洋夫


スタッフ


作/ユージーン・オニール
翻訳・演出/木内宏昌


翻訳監修/トランスレーション・マターズ 
美術/中村公一
照明/倉本泰史
音響/長野朋美 
衣裳/小泉美都
ヘアメイク/林 摩規子 
音楽/松崎ユカ
舞台監督/河内 崇 

宣伝美術/山本恵章(Gene & Fred)
宣伝物制作コーディネート/武次光世(Gene & Fred) 
宣伝写真/岩村美佳
小道具協力/高津装飾美術 TPT

プロデューサー/三瓶雅史(ニューフェイズ)
制作/藤野和美(オフィス・REN) 鴻上夏海(ニューフェイズ)
制作・票券/福本悠美(オフィス・REN)
助成/公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 
主催・企画・製作/一般社団法人トランスレーション・マターズ





チケット


[前売開始]
2022年8月27日(土)AM10:00〜

[料金(全席指定/税込)]
一般/6,600 円(前売・当日共) 
学生割引券/1,000 円(チケットぴあ前売のみ取扱/枚数限定)

■学生割引券は社会人学生には適用されません。
■学生割引券はご観劇当日に受付にて学生証提示の上、指定席券とお引き換えください。座席はお選びいただけません。予めご了承ください。
■車椅子でご来場されるお客様は、ご観劇の3 日前までにトランスレーション・マターズまでメールにてご連絡ください。
■開演時間を過ぎてご来場の場合、券面に定めたお席にご案内できない場合がございます。
■本公演の感染症対策及び感染状況による上演日時の変更・中止はウェブサイト・SNS にて告知致しますので、ご来場前に必ずご確認ください。

[チケットお取り扱い]
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/translation-moon/
セブンイレブン店頭マルチコピー機(P コード:514-542)
カンフェティ https://www.confetti-web.com/translation-matters
0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00) 通話料無料・オペレーター対応


[お問い合わせ]
トランスレーション・マターズ MAILMAIL

■トランスレーション・マターズ「2022-2023シーズン賛助会員」募集中。詳しくはこちらをご覧ください。






■作品紹介


[イントロダクション]
ピューリッツァー賞4回、ノーベル文学賞に輝いたアメリカ近代演劇の父ユージーン・オニール。その執筆期最後の戯曲の新訳上演。
自伝劇『夜への長い旅路』に書き尽くせなかった実兄ジェイムズ・オニール(タイローン)・ジュニアへの鎮魂歌──「もうひとつの家族」と過ごした生涯最後の月夜。
初演時に上演を禁じられた問題作が、現代人の孤独と傷ついた性に語りかける、美しく、苦く、劇しく、優しい物語。

[あらすじ]
1923年9月。禁酒法時代のアメリカ、コネチカット州。

小作人フィル・ホーガンの娘ジョジーは、稀代の偏屈者である父親を支える働き者の娘。彼女には思いを寄せ合う地主のジム・タイローンという男がいる。
しかしジョジーには良からぬ噂がつきまとい、ジムは重度のアルコール中毒に陥っている。

そのジムに、まもなく遺産が入ることになっている。
フィルは土地にまつわる企みを巡らせ、ジョジーとジムの駆け引きが始まる。やがて過去のある出来事と、三人の真情が明かされていく──。

[作家略歴]
ユージーン・オニール
Eugene Gladstone O'Neill(1888〜1953)

アメリカ合衆国の劇作家。アメリカの近代演劇を築いた。
ピューリッツァー賞受賞3回。ノーベル文学賞受賞(1936)。

父はアイルランド系移民で俳優のジェームズ・オニール(James O'Neill)。
『モンテ・クリスト伯』が当たり舞台となり、コネチカット州ニューロンドンに夏別荘(『夜への長い旅路』の舞台となる家)を所有。

1888年、父が巡業中に滞在したホテルで三男として(次男は夭逝)生まれる。
1907年、プリンストン大学中退後、NYの通信販売会社、金鉱発掘の助手、父親の劇団の俳優や助手、ニューロンドンの新聞記者など職を転々とする。
数年間、船乗りとして働き、その経験は多くの戯曲の題材となる。
1912年、結婚の破綻。自殺未遂。軽度の結核。療養中に処女作『蜘蛛の巣』(The Web)を執筆。
1914〜1915年にハーバード大学演劇学教授ジョージ・ピアス・ベイカーに劇作を学ぶ。
1916年、マサチューセッツ州プロヴィンスタウンを拠点とする芸術家集団「The Provincetown Players(プロヴィンスタウン・プレイヤーズ)」に参加。
朗読作品『カーディフ目指して東へ』(Bound East for Cardiff)でデビュー。
その成功を足がかりに「プロヴィンスタウン・プレイヤーズ」はNY進出。
1920年、『地平線の彼方』(Beyond the Horizon) でブロードウェイ進出。ピューリッツァー賞受賞。
1920年11月、『皇帝ジョーンズ』(The Emperor Jones)を発表。5年後にロンドンで上演され、オニールの名を世界に知らしめる。
1923年、最後の家族である兄ジェイムズ・タイローン・ジュニア他界。
1932年以降、神経性疾患を患う。さらに肺疾患の兆候。
1936年、ノーベル文学賞受賞。
二番目の妻との間に生まれた娘ウーナ18歳は、喜劇王チャールズ・チャップリン54歳の最後の妻に。ユージーンとウーナ、絶縁。
1941年、『夜への長い旅路』完成(遺言に死後25年間の上演を禁じる)。
1943年、『月は夜をゆく子のために』完成。体が弱り1日3時間の執筆が限界に。
1953年、ボストンのホテルの一室で死亡。享年65。

[最期の言葉]
"I knew it. I knew it. Born in a hotel room, and God damn it, died in a hotel room."

[主な作品]
『カーディフを指して東へ』 - Bound East for Cardiff (1916年初演)
『長い帰りの船路へ』 - The Long Voyage Home (1917年初演)
『地平線の彼方』 - Beyond the Horizon (1920年初演)
『皇帝ジョーンズ』 - The Emperor Jones (1920年初演)
『アンナ・クリスティ』 - Anna Christie (1921年初演)
『毛猿』 - The Hairy Ape (1922年初演)
『すべて神の子には翼がある』- All God's Chillun Got Wings (1924年初演)
『楡の木陰の欲望』- Desire Under the Elms (1924年初演)
『偉大なる神ブラウン』 - The Great God Brown (1926年初演)
『長者マルコ』- Marco Millions (1928年初演)
『奇妙な幕間狂言(英語版)』 - Strange Interlude (1928年初演)
『ラザロは笑った』- Lazarus Laughed (1928年初演)
『喪服の似合うエレクトラ』 - Mourning Becomes Electra (1931年初演)
『ああ、荒野!』 - Ah, Wilderness! (1933年初演)
『終りなき日々』 - Days Without End (1933年初演)
『氷人来たる』- The Iceman Cometh (1946年初演)
『月は夜をゆく子のために』(旧訳題『日陰者に照る月』)- A Moon for the Misbegotten (1947年初演)
『夜への長い旅路』 - Long Day's Journey into Night (1956年初演)